このところ寒い日が続いています。
薄着にしたタイミングでのこの寒さは、更に寒く感じますよね。
今日の画像は一滴の波紋です。
波風のない水面には、たった一滴の水でも波紋が遠くまで伝わっていくのがわかります。まっさらな状態には、小さな刺激でも大きな効果を及ぼす可能性があるということです。 逆に、当院で直面することの多い身体の問題でも、波風に煽られた荒れた水面のように様々な要因が複雑に絡み合う身体は、刺激に反応しづらいものです。
そんな時に重要なのは、いかに身体をまっさらな状態に戻しつつ施術を行っていくかということです。当院では、”背骨の状態”を澄んだ水面のようにまっさらにすることから施術を始めます。施術の背骨ゆらし、 自宅体操の背骨コンディショニングによりより長くいい状態を維持するのを目指しています。
よい状態というのは、どんな時でも強すぎず弱すぎない”0”の状態だと思います。一見+(プラス)の状態がいいように思われるかもしれませんが、動きすぎる関節というのも危険なように、動けば動くほどいい、強ければ強いほどいい、というものでもありません。自分にとって快適な量というものがあると思います。それを一緒にみつけていきましょう。